荷物を全部よこせと脅されるinモンゴル

6月30日、泊まらせてもらっていた遊牧民のゲルを後にし、今日もブルーハーツを全力で歌い何もない、どこまでも続く大草原を駆け抜ける自転車旅が始まった。

たまに遊牧民や遊牧民の羊や牛が目に入るだけで本当にあたりに何もなかった。

今日は今いる場所から約50km離れた街を目指すことにした。

その町に宿があるようだったので今日はその宿で寝ることに決めていた。

もう何日も体を洗えていなかったのでシャワーを浴びるのが楽しみで仕方なかった。

時刻が16時頃になって来たところ、目指していた町がみえた。

町の宿に着き、早速チェックインをすることに。

こんなモンゴルの田舎の町に外国人なんておれ以外誰も居なく、やはり珍しいのか気づいたらモンゴルの子供達に囲まれていた。

そこで日本語を教えてあげることにした。

すると、その日一日中子供達は「あつし、天才」と言っていた。

疲れていたのですぐに眠りについた。

また朝になり自転車旅がスタートした。宿でゆっくりしてたこともありブルハーツを普段よりも熱唱しながら自転車を漕ぎ続けた。

何kmか進むと、目の前に舗装された道路が現れた。すごく嬉しい気持ちになった。

舗装された道路を自転車で走れるだけであこんなにも嬉しい気持ちになれる心を手に入れることができたおれは、きっとこれからの旅も幸せな気持ちでできるだろうと思った。

更にそこから何kmも進んだ。

何時間か経った時、おれの前に一台の車が止まった。車の中に男が3人いた。ドライバーの男が出てきて、おれにたばこの火をくれないかと言ってきた。ドライバーの隣の男がタバコを吸っていたので火があるのは間違いなかったが、気にすることなく持ってないと言った。すると次に男は水をくれないかと言ってきた。車の中には2リットルの水とコーラが積まれていた。絶対に必要ないだろと思ったが気にすることなく渡すことに、すると持っていた違う方の水を渡せと言われた。

この感じだと絶対面倒くさいことに巻き込まれる気がしたので、無視して前に進むことに。

すると相手が無理やり自転車を倒して、水を奪ってきた。何してるんだと少し怒り気味で言うと。

男が「荷物を全部よこせ」と言い出した。

初めからそのつもりだったんだろう。

おれは「No」と言った。そんなの当たり前だった。

そんなやりとりを何回か繰り返すと何故か男がが諦め、車に戻り、そのまま行こうとした。

怒りが収まらなかったおれは何故かその車を止め、「なんでそんなことをしたんだ」と男にキレた。

すると男はウオッカを渡してきた。これで仲直りだと言った。だが許せなかったおれはそのウオッカを男の車にぶちまけてやった。

すると男も怒り、車から出てきてまた荷物をよこせと言い出した。今回は本気だった。殴りかかろうともしてきた。本気で荷物を全部取られると思ったおれは、対向車線から来る車に助けを求めた。すると一台の車が止まってくれ、事情を聞いてくれた。止まってくれたと同時に、荷物を取ろうとしてきた男は車に乗って逃げてしまった。

なんとか助かり荷物は一つも取られなかった。

本当に良かった。

おれも怒りが収まらなかったからと、同じような場面で相手を挑発する行為はこれからやめようと思った。

なんとか助かりまた同じように自転車旅を続けた。だが、あまり機嫌が良くなかった。さっきの件があったからだ。そこでおれはEaglesのTake it easyを聞いた。

すると機嫌が次第に良くなり、Take it easyに旅を続けることができた。初めて脳みそがバカで良かったと思った。

そこから更に何kmか進むと前からおれと同じように自転車旅をしている女性現れた。彼女は51歳のドイツ人で、アジアを自転車で旅しているらしい。年齢なんて関係ないを体現していて、おれはそんな彼女から元気をもらった。Facebookだけを交換し、その場で別々の方向に向かった。

今日も夜が更けてきた。今日はあることをすると決めていた。「突撃アットホーム」だ。

近くにゲルを見つけ、そのゲルに行き、そのゲルの中に居た人にこう言った「今日、ゲル泊めてください」いきなりだから相手も困惑しただろう。

その後に事情を話し。快く快諾してくれた。

これからヤギを誘導から一緒にいくことになった。遊牧民だったのでやはり馬でヤギ誘導すると思いきや、なんとバイクで追い回した。

最近の遊牧民はヤギや牛を、馬に乗ってではなく、バイクに乗って誘導することが多いらしい。

ヤギの誘導が終わると、次はゲルの中でモンゴル料理を頂いた。ヤギ肉と麺のようなものだった。

遊牧民は寝るのが早いのか22時にはもう、みんな眠りについていたので、おれも同じぐらいの時刻に眠りについた。

次の日起きるともうみんな、起きて昨日誘導したヤギの毛を刈っていた。

ヤギの毛のカシミヤは遊牧民の貴重な収入源らしい。

そんな遊牧民の生活を体験してから、また朝から自転車をこぎ始めた。

それから2日程自転車を漕ぎ続けると、目的地のウランバートルまで残り50kmになった。

その時すごく天気が悪くなってきていた。

だが更に自転車を漕ぐこと3時間、残り30kmになったところで、風と雨が強すぎてほとんど前に進めなくなった。だがそれでも前に進み続けた。

1時間ほど経った時、後ろを振り返ってみると、全く進んでいないことに気がついた。それでも進み続けると、一台の車が雨の前に止まった。

大丈夫」と心配してくれたのだ。ウランバートルまで行くから、車に自転車を乗せていいと言ってくれた。でも残り30kmのところまで来ていた、最後は自分でゴールしたかったが、本当に全く進めなかったので、車に乗せてもらうことに。

1時間ほどで目的地のウランバートルに着き、無事自転車旅が終了した。

自転車旅をした1週間は、すごくきついこともあったが、遊牧民と生活したり、何もない大草原を駆け抜けることができ、すごくいい思い出になった。

きっとこの思い出は生涯忘れないだろうと思った。

ウランバートルに着き、宿にチェックインをした。近くに国立公園があったので、次の日にそこに行くことにし、その日は宿でゆっくりした。

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