バレバレの嘘をつくミャンマー人達

フィリピンのセブ空港から、シンガポールに行き、トランジットを終えた後、ミャンマーのヤンゴンに向かった。

ヤンゴンの空港に着いたのは夜遅かったので、空港泊をし、朝ヤンゴンの市街地へ向かった。

ヤンゴンの市街地まで行く列車がなんと、昔の山手線の車両だった。

至る所に日本語で書かれた文字が残っていて、なんだか、実際に山手線に乗っているようだった。

ヤンゴンの市街地に着き、街を回ることにした。

向かったのはヤンゴンからすぐ近くのダラ地区と言われている場所。

船に乗り、ダラ地区に着くと、おれは若い男2人組に道を聞く為に声をかけた。

すると彼らはその方向まで案内してあげるよと言ってくれ案内してもらうことに。

彼らの勧めで、行き道の途中にあったお寺に寄ることになった。1つ1つ丁寧にこの仏像がどういう意味かを説明してくれた。

少しお寺内で休憩することになり、そこで日本の事を話してよと言われたので話すことに。

すると彼らが「日本のお金がどんなのか見たい」と言ったので見せることにした。

日本の以外にも多くの国のお金を持っていたので見せてあげることに。

すると彼らはそのお金を広げ始めた。この時嫌な予感がしたおれはすぐにお金を回収することに。

回収してお金な枚数を数えるとやっぱり少なくなっていた。そこでおれは彼らに「お金とったでしょ、返して」と言った。

すると彼らは「取ってないよ、ブッデイッストのおれ達はそんな悪いことしないよ」と言ってきた。

おれはやや疑いながらもそれを信じることにした。そのお寺で彼らとは別れる事にした。

別れてからお金を数えると、やはり少なくなっていた。

彼らが盗んだに違いなかった。信じたのにそれを裏切る行為をされおれは落ち込んでいた。

今日はもう市街地に帰る事にした。

帰り際、知らない奴が声を掛けてきた、「どこ出身だ?」と。その声かけから少しの間会話する事になった。

すると彼らは携帯電話はいくらしたのか、今お金はいくら持っているのか、おれの売ってるものを買わないかなど、お金の話ばかりをした。

当然、全部嘘を言った。

あまり話す気になれなかったおれはもう帰ると言うと、彼らは「おれ達と家でマリファナ吸わないか」と誘ってきた。

今まで散々ものをくれとせがまれたのに、去り際になり、マリファナ吸わないかと誘われた。

もうどんな事が起こるかなんて簡単に想像が着いた。旅人の間ではよく聞く話だ。

家に着いて行き、マリファナを一緒に吸っていたら偽物の私服警官が来て逮捕されるのが嫌なら賄賂を渡せと言われる、あのパターンだ。

マリファナ吸わないか」と言われた時、当然全く一緒に吸うつもりなんかなく、「嫌だ」とだけ言い、早いうちに宿に帰る事にした。

今日は何故だが、おれを騙したり、騙そうとしてきたりする奴らが多くいた。

ミャンマー初日にしてあまり良い思いができなかったのが、少し悲しかった。

こんな日もあるだろうと、その日は早いうちに眠りについた。

数日間滞在した後、ヤンゴンからマンダレーまで移動する事に。

夜行バスに乗り、マンダレーに向かった。

マンダレーに早朝に着き、市街地へと向かった。

マンダレーでは次に向かう国、インドのビザを取得しなければならなかったので、インド大使館に行き、インドビザを申請する事に。

書類を作成し、インド大使館で簡単な質問をされ、また4日後に来てくれと言われた。

インドビザを待たなければならなかったので強制的に4日間マンダレーで過ごす事になった。

マンダレーで時間を持て余していたおれは、近くに大きい川があったので、そこに行く事にした。

そこでは現地の人達が川で貝を集めていた。

どうやらこの貝を市場で売り、お金を得ているらしい。

そんな彼らの仕事を見ていると、彼らに声を掛けられ、すぐに仲良くなった。

多くの貝を集めた後マーケットに売りに行った。

マーケットで貰えるお金が彼らの1日の給料だった。

おれは渡された金額を見て驚いた。2人で日本円にしてたったの約300円だったからだ。

だが彼らはなんの文句も言わなかった。

おれはそろそろ泊まっている宿に帰るよと言うと、バイクで送ったあげるよ、お金はいらないと言われた。

有り難く彼らのバイクに乗せてもらう事にした。

宿に着く約100m手前で急にバイクを止めて歩き始めた。するとガソリンが無くなったから、お金をよこせと言ってきた。

おれはこの時、彼らの演技の下手さにびっくりしていた。ガソリンなんて切れていなかった。

ただお金を貰いたいが為に下手な嘘をついていた。

本当にお金が欲しかったなら、初めからお金が欲しいと伝えて欲しかったからだ。それに嘘をつかれたという点に少しイライラしていた。

日本円にして300円よこせと言われていた、日本人からすると大した大金ではないだろう、だがおれは嘘をつかれた事にイライラしていたので、渡さないと言った。

するとまた「じゃあどうやって家まで帰れば良いんだよー」とまた下手な嘘をついた。

少しの間言い合いをしていたので、周りに野次馬が出来ていた。

ミャンマー人はミャンマー人の肩を持つに決まっていた。渡してあげたらどうと言ってくる人が多かった。もう彼らと話すのにも疲れていたおれは、「今クレジットカードしかないんだよね、だから現金ないんだ」と同じように嘘をついた。

すると「そんな訳ないだろうと誰かがつっこんだ」。確かにそんな事はあるわけなく、おれは更に続けて「今現金、100円しかないんだよね」と言い、100円だけを渡した。すると彼らは不満気な顔をし、家に帰って行った。

宿に着き、今日の出来事を考えた。

川の中を手探りでどろだらけになりながらも、彼らは1日の給料が1人辺り日本円で約150円。

それを考えると嘘をついてでもお金を得ないといけない状況なのかとも考えた。

きっとヤンゴンでお金を盗んできた彼らやマリファナを勧めてきた彼らも同じような状況だったのだろう。

そんな嘘をつかなければならない状況になってしまったのは誰が悪いんだろうとも考えた。

彼らが悪いのか、この世界が悪いのか。どちらにも非があるように思えた。

人を騙すのが当たり前な世界なんて嫌だった。

日本では高校生のアルバイトでさえ、時給1000円が当たり前になっている傍、日本から然程遠くない国では1日の給料が約150円。

大きな差があった。

実際におれ1人がなんとか出来るような問題ではなかった。

だが同じ世界で起こっている事無視してはならないと思った。

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